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2012年7月17日 (火)

ラプソディ・イン・ライラック 3

2007年2月19日 (月)

例によって例のごとく、ジャクボーさんのサイトで、訪問者の紹介する獣医さんのコーナーに、たまたま近所の獣医さんが載っていたので、そこへりらちゃんを連れて行ったのだけど…なんとシナモン文鳥を見るのは初めてだということだった。
診察が一通り終わって「ちょっとおうかがいしていいですか?」と、まるで古畑任三郎か刑事コロンボかという感じで質問タイムが。どきどき。
「この…りらちゃん、えーっと、なに文鳥っておっしゃいましたっけ?」
「シナモン文鳥です」
問診表の「種類」という欄にわたしが書いた「文鳥」という文字の上に「シナモン」と書き足す先生。
「雛換羽が終わったら茶色くなるんですか?」
「はい、桜文鳥の黒いところが茶色で、灰色のところが薄茶色、って感じです」
「で…どこらへんでメスだと思われたんですか?」
「確実な見分け方はないというのが大前提なんですが、ウチのオス文鳥に比べて華奢な感じがするのと、目が小さめなところが女の子っぽいかな、と。あとは生後80日で、ウチに来て3日経つのにまだお歌の練習をしないので、たぶんメスなんだろうなあ…というところでしょうか」
先生、逐一メモを取っている。まあ、知ったかぶりをされるよりは100倍好感が持てるけれど「文鳥に詳しい病院」とはちょっと違うような…。でも、診察も説明も丁寧で、小鳥の扱いもジェントルなので、特殊な病気にならない限りはここに来るだろう。
そういえば、電話で予約するときにそのう液の検査を頼んだら、
「そのう検査は…小鳥が嫌がって鳴き声を出したりするので…それでもなさいますか?」
と説明してくれたし、良心的だ。
実際、そのうにチューブを挿入する前に
「この管を口からそのうまで入れるんですけど…見てても大丈夫ですか?」
と聞いてくれた。
わたしはわりとそういうのが平気なタチだし、逆にりらちゃんに何をされるのか見ない方が不安だったので、
「大丈夫です。胃カメラみたいなもんですよね?」
と聞いたら、
「まあ、そんなもんです」。

その昔、これは胃潰瘍しかあるまいと思えるようなひどい胃痛に悩まされて出勤前に病院に行ったら、その日は問診だけで、次回はバリウムか胃カメラか、と聞かれたときに「とりあえずバリウムで」と答えたものの、会社に着いてから「バリウム飲んでもどうせそのあと胃カメラコースに違いないから、さくっと胃カメラ飲んどくか」と思いなおし、電話で「やっぱり胃カメラでお願いします」と電話したぐらい、胃カメラは嫌いじゃない。
ただ、胃カメラを飲んでみたら、予想以上に胃の状態が悪かったらしく、最初は横になっていても見える角度にモニターを置いてくれていたのに、胃に入ったとたん向きを変えられてしまった。

そんな経験があるだけに、見られるものならぜひ見ておきたかった。
先生がチューブを挿入して、シリンジを引くと、点々と3か所ほど赤いものがあった。一応、牽制のために「あ、傷ついちゃったかな?」とぼそっとひとりごと。血液かどうかもわからないけど、イヤな患者かも(汗)。
(追記:チューブの赤い点々は、どうやら液量の目盛りのようだとのちに判明(汗))

その後、りらちゃんはゲンキに家に帰ってきて、バクバクとシードを食べている。
そして夕方。
「ぐっ、ぐじゅっ。ぐじゅ、ちゅるちゅるちー、ぐじゅ…」。
聞いてはいけない鳴き声を聞いてしまった。
ざくろさんのお嫁さんを連れて帰ったはずなのに…ま、また男ですか?(泣)。
もう、シナモンのオスを4回連続引き当ててしまった自分が情けなくて、シナモンズのケージの前に行って、
「りらちゃん、男の子だったよ…(泣)。お嫁さんだと思って連れて帰ったのに、ごめんね…ままちゅん情けないよ…(号泣)」。

仕事から帰ってきたハイグーシャに
「りらちゃんがグゼりましたよ…」
とたいそう落ち込んで告げ、オークションサイトなどでシナモン文鳥の女の子を探しまくるわたし。
ハイグーシャは
「まあ落ち着いて。そんな焦って探さなくても…」
と言うのだけれど、それはりらちゃんがあまりに女顔であったことと、実際グゼるところを聞いていないからこその余裕だったのだ。

翌日の夕方、わたしがいないときにハイグーシャも「りらちゃん」のグゼる声を聞いてしまって、ようやく二人で「どうしましょう…」「…むしって食うわけにも行きませんしねえ」と悩むことになった。
「りらちゃん」は、しっぽと頭の8割ぐらいは羽が生え変わっていて、そこはざくろさんと同じぐらい濃い茶色だったので、それまでにも冗談で「もしオスだったら、ざくろの弟ということで名前は『チクロ』」と言って笑いあっていたのだけれど、ほ、ほんとにチクロちゃんだったのね…(泣)。

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