2011年11月23日 (水)

ざくろさんには何かが見えたらしい

 あこやちゃんにお悔やみのお言葉をくださったみなさま、本当にありがとうございました。

 あれから10日が経ち、昨日あたりからようやく世の中がカラーで見えるようになり、
「昨日まではモノクロだったんだ…」
と妙なことに気付いたりしながらも、なんとかあこやちゃんの死を受け入れられるようになりました。

 が、受け入れられないのが、あこやちゃんの夫の「くるみちゃん」。

 なんでも三歩で忘れてしまう「鳥頭」などと言いますが、くるみちゃんは大変記憶力のよいコで、一度、冷蔵庫から大好物の煮干が出てくるのを見てしまって以来、放鳥時にわたしが冷蔵庫の近くに行くと、
「ままちゅん、お魚出して~」
とやってきて、ひとつ出してやるまでじーっと待っているような性格で…。

 今も、あこやちゃんがいない事情がわからず、ケージから出るとほかのケージを探して回ったり、ケージの中にいても、あこやちゃんのお気に入りだった場所にいたりして、見ているほうが辛くなります。
 あこやちゃんの亡骸を見せて、ちゃんとお別れをしたつもりだったのですが、どうもまだ死んだとは思っていないようです…。

 ケージの入り口をがっしゃんがっしゃんとして「出せ出せ」とうるさいので、くるみちゃんだけ出すと、ヨソのケージを見てまわって、結局ざくろとりらちゃんのいるケージの上に居座ります。
 ざくろたちも、ケージごしとはいえ、真上にくるみちゃんがいて気分がよいはずもなく、ぎゃるぎゃると文句を言うのですが、ひとしきり騒いだあとは諦めておとなしくなり、くるみちゃんもケージの上にしゃがみこんで、
「ちょっとここで待たせてもらいますよ」
という感じで静かにしています。

 静かにしていても、ざくろとりらちゃんにとってはやはり邪魔でしょうし、帰らぬひとを待つくるみちゃんの姿を見るのも辛いので、ころあいを見てじぶんのケージに戻すのですが…。

 そして今朝。
 くるみちゃんが来るばかりでは不公平かなあ、と思い、在宅中のくるみちゃんのケージの近くにざくろを連れていくと、いつものようにケージの上でくるみちゃんに歌い踊っておりました。

「ざくろは、あこやちゃんが死んだことが分かっているのだろうか。それともそんなことはどっちでもいいのかな…」
などと思いつつ見ていると、ざくろも、
「あれっ? いつもならあの親を親とも思わない失礼な娘(=あこやちゃん(笑))がぎゃるると文句を言ってくるはずなのに…?」
と、くるみちゃんのケージをじろじろと観察していたのですが、空のつぼ巣の中を見たとたん、ものすごく怯えた顔で小さく「ぎゃっ!」と言って二、三歩横っ飛びに移動して、すごい勢いで逃げようとするのですが体がうまく動かないようでパニックを起こしておりました。

 パニックになると行き先も定めずに飛んで壁に激突…がよくあるパターンなので、これは危ない!と両手で包もうとしたのですが、するりと抜けて、レースのカーテンのかかった窓のほうへ。

 幸い、窓にぶつかる前につかまえられたのですが、体は脱力し目はうつろ、そしてぱくぱくと開口呼吸…。
 ざくろさんはてんかん持ちではないはずなのですが、これがいわゆる「てんかん様発作」というものなのでしょう。 数分間、握って落ち着かせてやると、元に戻り、りらちゃんも「ちょっと! いつまで遊び歩いてるのっ?」とばかりにきゃんきゃん鳴き始めたので帰宅させました。

 わたしは幽霊とかオカルトとかはまったく受け付けられないのですが、あのざくろさんの驚きようは「幽霊を見て腰を抜かす人」そのものだったので、
「ああ、ざくろさんはなんか見えちゃったのね…(汗)」
と思わざるを得ませんでした。

 あこやちゃん、成仏できないでいるのでしょうか。なにしろわたしが仏教徒じゃないからなぁ…。ちゃんと神式でお祭りをしてあげないといけなかったのかしらん。

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2011年11月13日 (日)

あこやちゃんが永眠いたしました

今朝、あこやちゃんが卵管脱の後遺症により永眠いたしました。
たった4年と半の生涯でしたが、大変に器量よしの女の子で、くるみちゃんというよき伴侶を得て、たくさんの子孫を残してくれました。
朝6時すぎ、ケージの敷き紙の上に倒れているのを拾い上げたときはまだほんのりと温かく、くちばしの色もまだ赤みがありましたが、すでにこと切れておりました。

1ヶ月ほど前に、総排泄口から赤黒い糸のようなものがぶら下がっていたのですが、しばらく経って見てみるとなくなっており、あこやちゃん自身も元気そのものだったので、見間違えかごく軽い症状で自然治癒したのだと思っておりました。

が、2日前の夕方4時ごろ、自分でお尻のほうが気になるらしく、つつきまわして大出血しているのに気付きました。
慌てて獣医さんに連れて行き、脱出しているところを鉗子と綿棒で押し込んでもとに戻していただきました。

帰宅してからは保温につとめ、昨日は、くちばしやアイリングの色が悪くしんどそうにしていましたが、好物の青菜も食べ、徐々に貧血が治れば…と思っていたのですが。

これまで、産卵にまつわるトラブルにはまったく縁がなかったのですが、やはり女の子文鳥さんは大変です。

なるべく好きなように生活させており、くるみちゃんとは美男美女のカップルとしてたくさんの雛を孵し、コドモたちは日本全国で可愛がっていただいておりますので、
「ああしてやればよかった、こうしてやればよかった」
という後悔があまりないのがせめてもの救いです。

亡骸は、家の中のちゅちゅたちの声が聞こえる庭の白いサルスベリの木の下に埋めました。上には小さなクリスマスローズの苗を目印に植えました。

あこちゃんの黄色い足環だけ外して形見にし、ちょうどお花の少ない時期で申し訳なかったのですが、アイスバーグという白いばらと、ウィルヘルムという紅色のばらの実をふたつ、三途の川の渡し賃がいるのかどうかわかりませんが500円玉ひとつと、道中、おなかが空かないようにペレットを2つまみほど(シードは芽を出しそうなので…)、つぼ巣から取った卵たち(無精卵でした)も一緒に入れました。

まだ悲しい感情があまり湧いてこないので、今のうちにご報告だけさせていただきます。


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2011年8月23日 (火)

ご無沙汰しております~

…なんだかもう、年に1回くらいしか書かないブログってどうなのよ、とは思うのですが、すいませんすいません、ままちゅん以外はみんなゲンキです。いえ、わたくしも生きるの死ぬのというレベルではない程度で、手術から2年近く経つのになんか調子悪いなー、というぐらいのことでございます。

また「今さらどうなのよ」ですが、東日本大震災で被災なさったかたがたにお見舞い申し上げます。
親しい友人の実家が気仙沼や大船渡だったり、友人のご主人の実家が陸前高田でお姑さんと義弟さん夫婦は今も行方不明だったり、切実すぎてこういうところに書くのもはばかられる気がしておりました。
阪神大震災のときのご恩返しというにはあまりに微力ですが、ミシンに向かって子供服や袋物をちまちまと作って過ごしております。あ、もちろん力いっぱい募金もしております。被災したかたがたが一日も早く安寧な生活を取り戻されますようお祈りしております。

さてさて、わが家の文鳥ズはみんなゲンキです。
ざくろさんは春先に換羽を迎えたのですが、このざくろさん、そして長男の「ちびざく」ことアレックスは、換羽時に性格が変わるというか、なんかヘンになっちゃうひとたちで…。

ちびざくの場合は、なぜか「止まり木の上の段から下の段へ降りられない」という現象が起こります。
最初は、目が悪いのか脚が悪いのかと心配していたのですが、どうやら「ものすごいビビリ」になるだけのようで、換羽が終わればけろりと治るのです。
下の止まり木に行けなくなると餌箱にたどりつけないので、心配といえば心配ですが、勇気を振り絞って餌を食べているので、実はあまり気にしていません。

ざくろさんは…乱暴になります(泣)。
独身時代は「世界中のなにもかもが憎い!!」状態で、餌を交換しようとするままちゅんの手をマジ突きしてきて流血寸前でした。誰から餌を貰っていると思っているのだ(怒)。

現在は、美貌の奥さんの「りらちゃん」(ただし白内障)と同居なのですが、今回は憎しみの対象がりらちゃんに向かったようで、餌入れに止まっているりらちゃんをどついたりするのです。
攻撃そのものは、命にかかわるほどではないのですが、なにしろ盲目のりらちゃんが頼りにできるのはざくろだけなのに、そのざくろが「げるる!」と威嚇するのですから、たまったものではないでしょう(泣)。

おそらく、明るいか暗いかがわかる程度、もしかするとぼんやり色ぐらいは見えてるのかな?という状態のりらちゃんですから、すぐにざくろが近づいてくるだけで怯えて飛び立ち、ケージの壁にがしっと張り付くようになってしまいました。

ちなみにケージ内は、りらちゃん用に特別にユニバーサルデザインにしたりはしていません。
徐々に見えなくなっていたようなので、逆に慣れない配置にするほうが負担が大きかろうと判断してのことです。

りらちゃんを威嚇するざくろに、
「ざくろっ!! りらちゃんになにすんの!!」
と叱責したり、
「りらちゃんはざくろの大事な奥さんでしょ? やさしくやさしくしてあげないと」
と諭したりしても、理屈ではわかっていても感情がついていかない、という感じで、一時期はざくろを隔離しようかとすら思ったくらいでした。

で、換羽が終わるとざくろはけろりと「いいダンナさん」に戻るのですが、一旦ざくろに怖い目にあわされたりらちゃんが「はいそうですか」と元に戻るはずもなく、しばらくはざくろが近づくとさっと逃げ、ざくろは、
「りらちゃんはなんでざくろから逃げるんでしょうね?」
という感じで、当然ながら反省などまったくなし(泣)。

半月ぐらいしてやっと元のらぶらぶ夫婦に戻ったのですが…りらちゃん、ほんとウチのバカ息子が…ごめんね(泣)。
そしてざくろはずっと「りらちゃんに優しくしないと!」とおかーちゃんに言われ続けた反動か、わたしがケージを置いているリビングの戸を開けると、餌を食べていてもつぼ巣で惰眠を貪っていても、ささっとりらちゃんの横に移動して、
「ざくろ、りらちゃんに優しくしてますよ! キリッ」
とアピールするようになってしまいました。い、いや、餌食べてるんだったら途中でやめなくても…(汗)。

それから、しばらく前につぼ巣が朽ちているひとたちのケージのつぼ巣を交換しました。
チャイちゃんとフィビちゃん夫婦のところは、チャイちゃんが上手いこと横穴というか「窓」を作って、どちらかがつぼ巣の中にいても、止まり木の相方が見られるステキつぼ巣に改造されていたのですが、さすがに崩壊寸前になってきたので新品に交換しました。

くるみちゃんとあこやちゃん夫婦のところは、かなりまんべんなく藁を抜かれていて、これまた崩壊寸前だったのですが、つぼ巣を愛する漢・くるみちゃんはいつも満足そうに入っておりました…が、くるみちゃんがいくらきゅーきゅー呼び鳴きをしても、
「そんな耐震偽装のつぼ巣なんて危なくて入れないわよ!」
とばかりに絶対につぼ巣には入りませんでした。
2回くらい、ボレー粉入れに産卵したりしていて、完全にあのつぼ巣を拒否していることがわかり、めでたく新品のつぼ巣が入りました。
くるみちゃんはその日のうちに、あこちゃんも翌日くらいにはつぼ巣に入るようになり…えー、先週から産卵を始めました。

まあ、あこちゃんはものすごい安産で、無精卵でもぽこぽこ産み続けるので、今回も孵化しないかもしれませんけど…。
でも、思えば最後のひなひなが東広島のTさまのお宅に行った「せりちゃん」ですから、ままちゅんももう2年以上挿し餌をしていないので、そろそろあの魂の震えるような経験がしたいような気もいたします。
せりちゃん誕生から半年で手術をしたので、それ以降は卵があっても誰のところも孵化せず、ほんに君らは親孝行だねえ、と思っていたのですが、そろそろ挿し餌生活もできるかなあ…と思ったり思わなかったり(どっちやねん)。

それから、よいニュースと悪いニュースを。

まずはよいニュースですが、「ヴィトンのパチもん財布」などのコラボでお馴染みの「丸文堂」さん(笑)ですが、「紙まるぶんちょう」もずいぶんワールドワイドな活躍をしていらっしゃる様子です。
アジア諸国やヨーロッパでも「紙まるぶんちょう」を作ってくださったかたがたが、画像をアップしてくださったりしているそうですが、わたくしが一番感動したのはコレ↓です。

カーネギー・メロン大学といえばロボット工学の最先端じゃないですか(汗)。まさか丸文鳥が科学技術の発展を担っているとは知りませんでした…。
しかし、研究室にカラープリンタはなかったのでしょうか。3色ボールペンで塗ったような雑さがアメリカ~ン、ということなのかどうなのか(意味不明)。

そして、本日は『文鳥様と私 文鳥王国 誕生編』の発売日ですね。あ、リンク先はアマゾンですが、アフィリではありません(笑)。

表紙画像の帯の写真をよくよく見ると…。

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あらまあ、あんたたちもずいぶんメジャーになったこと(汗)。というか、丸文堂さん、こんなとこで仕事してたんですね…(笑)。

そしてよくないほうのニュースです。

まずひとつは、14ひなひなーずの中の1羽、くるみちゃんとあこやちゃんの娘の「ベスちゃん」が窓から出ていってしまったそうです。放鳥中に窓を開けていたというわけではなく、窓が開いているときにケージを倒してしまって…ということだそうですので、不運が重なった結果でしょう。
実はこの話を知ったのは、今年の年賀状で、実際に逃がしてしまったのは昨夏、つまりは1年前のことです。
里親さまがお知らせできるまでに半年、わたしのなかで消化できるまで半年、という感じです。

「本当に、女の子らしいかわいい子でした」と書いてくださっていて、そうそう、ひなひなのときからあこやちゃん似のかわいいコだったのよねぇ…と思い出しておりました。
しかし、顔は可愛くてもけっこう図太い性格のあこやちゃんの娘ですから、よそさまのお宅のベランダで、
「あたち、迷子になっちゃったんだけど! なんにも食べてなくておなかが空いてるんだけど!」
とか逆ギレしていそうな気がします。保護したかたが可愛さのあまり手放せなくなった、というような事情であることを祈るばかりです。

それから、東大阪のYさまのところにいったリデル嬢が、ダンナさんのツンくんと日光浴中に蛇に襲われてなくなったそうです。不幸中の幸いは、以前動画でもご紹介した「まめたくん」たちが無事だったことです。動画の時点ではまだ赤身のひなひなでしたが、あのあと白文鳥の男の子だと判明したそうです。お父さんが弥富系白文鳥でお母さんがシナモンで、そのコドモが白文鳥ということがあるんですねぇ。

Yさまには、まめたくんの祖父母の家として、これまで通りおつきあいくださるようにお願いいたしました。
里子に出したコの訃報は、里親さまがどんなに悲しんでいらっしゃるかと思うだけで辛い気持ちになりますが、もし心の傷が癒えたころ、ふと思い出してこのブログを見てくだされば、それだけで元親冥利に尽きるというものです。

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2010年10月 2日 (土)

生き返ったり驚いたり…

永遠に続くのではないかと思われた連続猛暑日もついに終わり、朝晩は肌寒いほどになってきました。

もちろんわが家の文鳥ズはほどよくゲンキで、毎日何度も水浴びをしておりました…一応、軟弱なままちゅんが耐えられる程度に冷房が効いた部屋なんですが。

「ざくろさんとりらちゃんの新婚時代」の話の続きを書くとかいって放置したままですが、もう暑さに耐えるのが精一杯で、暑中見舞いをくださった里親さまに返事もしていないありさまで…すみませんすみません(泣)。

そんな中で数少ない話題といえば…猛暑になるギリギリ前ぐらいに作った、文鳥グッズの新作でしょうか。
相も変わらず「丸文鳥・ヴィトンのパチもん仕様」です。
いえ、新作の構想だけはあるのですが、デザイン担当者(=夫)も暑さでグダグダ、デザインが出来たところで縫製担当者(=ままちゅん)もグダグダ…というか、ミシンを置いている部屋がエアコンのない、屋根直下の3階で、日中の室温は摂氏50度近いのではないかと思われます。3階に向かう階段を1段上るたびに、本気で生命の危機を感じる、そんな状況で新作もなにもあったものではございません(泣)。
ちなみにこのミシン部屋、冬はもちろん生命の危機を感じる寒さです…。

新作の構想は、またブランド品のパチもんで考えております…が、ここ10年くらい俗世と離れて暮らしているので、夫とは「大学生のころ流行ってたアレ」で通じるのですが、詳細を調べようとそのブランドのサイトを見ると、デザインの傾向がかなーり変わっていて、果たしてパチもんとして通用するのかどうか不安になっております。

ついでに、やっと夏が過ぎたのでまた染物でもしようかなとか、去年の冬に思いついて、あとは発注するだけ!という段階まで来ていたのに、気温の上昇とともに「…夏にこれは暑苦しいですよね…」ということで1年寝かせたアイディアなどもございます。
乞うご期待とは申しません、なにしろ怠け者なので(泣)。でも、期待しないでお待ちくだされば、い、いつかはお披露目ができるはず…です。

そういえば、目につくたびに買い込む「小鳥模様の生地」の在庫もいいかげん溜まって来ましたし、ザクザク形にして、どなたかに押し付ける企画をやるかもしれません。そのときはどうかよろしくお願いいたします~。

と、長い前振りでしたが、今回のモノはこちら。


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開いたところです。閉じるとこんな感じ。

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携帯用の鏡とハンコ入れです。ハンコ入れの口金を買ったら小さい朱肉までついて来たのですが…いわゆる「シヤチハタスタンプ」みたいなハンコを入れようと思っていたので、普通の印鑑ケースだと小さすぎて入らなーい!ということに、完成してやっと気付き、ちょっと奥行き深めのを作り直したのでした…。
シヤチハタなら朱肉も必要ないし、そもそもああいうスタンプって職場の机の中とか宅配便が来たときのために玄関先に置いておくとか、ハンコ入れを使わないことが多そうだ…ということに気付くのは、大判サイズが完成してからなのでした(泣)。

そして、鏡は一応割れ物だし、バッグに入れておくと鏡についた金具がなにかを傷つけそう…ということで、ばねポーチも作ってみました。

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こちらも開けると内布がちゃんと小鳥さんになっています、ふふふ。

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…以上、単なる「見せびらかしタイム」でした(笑)。
でも、金具はまだあれこれあるのです。こちらもざくざく消費しなくては…。

あ! そういえば、か、かなりびっくりしたことがありました。

わが家の周囲には3軒のスーパーがあって、ちょびっとだけ高級風、庶民風、ド庶民風と棲み分けがされているようなのですが、最近は開店時刻の関係やらなんやらで、以前はほぼ日参していた「庶民風スーパー」に長いこと行っていなかったのです。

久々にその「庶民風スーパー」に行き、レジの順番が来て、いざお金を払おうという段になって、レジ打ちの若い女性が、
「それ、文鳥ですよね?」。

一瞬、意味が分からなかったのですが、例の「丸文鳥バッグ」のことを言っているのだと気付き、
「あ! そうです、文鳥です。これも!」
お財布も見せて、
「うわーカワイイ~! 文鳥グッズってめったにないですよね?」と言われたので、
「そうなのです。だから自分で作ったのです(鼻高々)」
「手作りなんですか~。わたしも文鳥飼ってるんですけど、このへんで文鳥飼ってる人に会えるなんて~」
「シナモン文鳥がいっぱいいるんですよ~」
「いっぱいですか! ウチは桜1羽なんです」
「あ~、1羽飼い、いいですねえ。たくさんいると1羽飼いに憧れますよ(笑)」
…などと、スーパーのレジで、知り合いでもない人と長々と話し合ってしまいました(汗)。
まあ、開店直後で後ろに人がいなかったからいいんでしょうけど、もしかしたら何回かチェック入れられてたのかしら(汗)。

それにしても、あの絵柄でただの鳥ではなく「文鳥」と指摘して来るとは…文鳥飼い恐るべし!です…。

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2010年6月13日 (日)

便りのないのはよい便り

あいかわらずのご無沙汰でございます。

タイトル通り「便りのないのはよい便り」という感じで、わが家の文鳥さんたちはほどよくゲンキにしております。
お約束の換羽シーズンで、白内障のりらちゃんの体力が落ちないことを祈るばかりです。夫のざくろさんの介護っぷりにはいよいよ磨きがかかり、ごはんもお風呂も、
「りらちゃん、ごはんが新しくなったから食べてくださいね、お風呂のお水がきれいになりましたよ、どうぞお先に」
という感じで「ワガママ文鳥」の名をほしいままにしていたころが嘘のようです。

まあ、ニンゲンにわかるようにワガママが言えるというのはそれだけで賢いコなのだと思いますが、年齢を重ねていよいよ賢く情愛深くなっているようです。
…と、これは「ウチのコ、なんでこんなワガママなの?(泣)」と思っていらっしゃる里親さまに「ワガママなのは賢い証拠、トシを取って落ち着けば、ただの賢いコになる…はずです」というアピールでもあるのですが(笑)。

しかし、暑かったり寒かったりで、フツーの人でも体調を崩しがちな気候で、ままちゅんがいまひとつゲンキでなく、放鳥してもカメラを持つ気力体力がなくて、更新するにも写真がなくちゃなあ…などと思っておりました。
放鳥中に餌を替えケージを洗い…としているともうそれが限界で(泣)。

「『便りがないのはよい便り』と言っても、ものには限度が。それに、このままだとほんとに誰かが死んだりしない限り更新しないような気がする…久々の更新が訃報というのもいやん」
ということで、ダラダラ更新しております。

「よい便り」の中には、東大阪に里子に行った「リデル嬢」がおかーさんに!という朗報もございます。
リデルちゃんは、挿し餌のひなのときから末っ子の「ベイビィ・プリンス」(現在は東京のTさま宅の「チャイくん」)のお世話をしていたぐらいですから、いいおかーさんになること間違いなしだとは思ったのですが、産卵しても無精卵ばかりで、今回も無精卵だと思って、飽きるまで抱卵させておこう…と思ったらある日ひなが孵ってましたっ!、というご報告を、飼い主のYさまからいただきました。

ダンナさんは白文鳥の「ツンくん」だそうです。
携帯動画もいただいたのですが、熱心にひなひなに餌をやるリデル嬢を見ていると、
「ちょっとちょっと、ダンナさんはちゃんとやってるの?」
と、嫁にやった娘を心配する母の気分でございます(笑)。

ブログに動画を貼るのは重くてあまり好きでない(すいません、ヨソさまのブログでも、動画はよほどのことがない限り開きません。すみませんすみません(泣))のですが、携帯で来ていたぐらいだからそんなに重くないかな?と思って貼ってみます。
生後1週間ぐらいの「まめた」ちゃんに給餌するリデル嬢、ってだけなのですが、今年ひなひなのいないわが家にとっては、魂が震えるようなうらやましい映像です。15秒なんでよろしければどうぞ。

…ほかの兄弟がいないというのもあるのですが、ものすごい食べっぷりのお子ですね(汗)。
リデルちゃんが「見ないでよっ!」とばかりにこちらをちらちらガン見しつつ、ひなひなの催促があると急いで食べさせているのが…ああ、ステキすぎて悶死しそうです(泣)。

東広島に里子に行った、くるみちゃんとあこやちゃんの息子「せりちゃん」も無事生後1年を迎え…お誕生日カードをいただきました(汗)。正しくはわが家から送るべきもののはずなのに…すみません(泣)。

わが家ナンバーワンのホスト文鳥「くるみちゃん」の息子だけあって、ご家族のみなさまにまんべんなく愛想を振りまき、母親鳥の「あこやちゃん」譲りの怪力&運動神経で、息子さんの卒業写真をくわえて飛び回り、注目を集めているとか…。

そういえばまだ寒いころ、Tさまからいただいたお便りに、
「ショップで見たシナモン文鳥よりせりちゃんは小さいように思うのですが、小柄なのでしょうか?」
とあって、夫婦で
「あの前代未聞の大喰らいが小柄…? わが家から出したひながショップより貧弱?!」
とプチパニックに陥り、
「わが家のコは30グラムぐらいが平均で、世間一般よりは大柄らしいですし、せりちゃんはわたしが育てた中でも、びっくりするぐらいよく食べるコだったので…一度体重を計ってみてください」
とお返事しました。

結局、せりちゃんもちょうど30グラムで、わが家の平均程度であることがわかり、Tさまもわたくしどももほっとしました。ショップのコが大柄に見えたのは、今思えば寒さでふくらんでいたのではないかと言われ、一件落着でございました(笑)。

あ! けっこう重大な事件が起こっていたのを書いておりませんでした。

わが家の「小鳥の夜」こと文鳥ズの就寝時刻は20時と決まっているのですが、ラックのスクリーンを下ろしつつ、1羽ずつにおやすみの挨拶をしていると、くるみちゃんが壺巣の中にいました。

その当時、くるみちゃんとあこやちゃんは抱卵中だったのですが、わが家のペアはみんな、日中は交代で抱卵、たまに2羽一緒に壺巣でいちゃいちゃしつつ抱卵、という感じで、夜はかならず女の子が壺巣、男の子は止まり木で寝ることになっているのに、今日はくるみちゃんが壺巣で寝るのね、珍しいこと…と思っておりました。

翌朝は、くるみちゃんとあこやちゃん、2羽で壺巣に入っていて、まあこれはよくあることなので見過ごしていたのですが、お昼前に餌を替えて、全員の様子を見ていると…あれれ、あこやちゃんが食べ終わってもくるみちゃんが出てこない? そういえば昨夜から、くるみちゃんが出てきていないような…。

壺巣の中のくるみちゃんをよくよく見ると…壺巣を編んでいるたこ糸が首のあたりに巻き付いています(汗)。
げげげげっ、これで出て来られなかったんだ!

このペアに限らず、ウチの夫婦ものはみんな、巣材を入れてやってもなお、壺巣の藁を引き抜いて巣材にしようとするのですが、くるみちゃんは壺巣の内側からそれをやって、ゆるんだ糸に首を突っ込んだまま方向転換でもしたのでしょう。
わが家ではそうやって壺巣の糸が少々緩むことがしばしばあるのですが、なにしろ抱卵中ですから壺巣を換えるリスクを恐れて、そのままにしておいたのです。

急いではさみで糸を切ったのですが、普段なら壺巣に手を入れようとしたり、はさみのような見慣れないものを近づけると大騒ぎになるはずが、くるみちゃんはおとなしいまま…(汗)。

糸を切ると、すぐに壺巣から出て、アウターバードバスからお水を2口3口。
まだ首に糸が一周からんでいるはずなので、保定して糸を取ろうとしたのですが、かなりしっかり巻きついていて、ひとりではちょっと切るのは難しそうだし、下手をしてくるみちゃんの体を傷つけてもいけないと思い、いつもの動物病院に電話しました。
幸い、診療時間中だったので「今から連れていきます」と言って、キャリーケージに入れて病院へ。

このままの状態でコトが悪化することはなさそうでしたが、糸がからんだままでよいわけはありませんし、なにより飲まず食わずで…少なくとも前の晩の20時からですから、16時間以上経っているわけで、とにかく衰弱しているだろうと気が気ではありませんでした。
…ただ、アイリングの色もくちばしの色も普段と変わらず、保定するときも力はあったので、衰弱しているようには思えなかったのですが、実際16時間以上、悪くすると24時間ぐらいは壺巣に拘束されていて、お腹に入っているのは糸を切ってから飲んだお水だけです。
「小鳥は体が小さいから云々…」というようなフレーズが脳裏をよぎり、万一の覚悟もしていました。

動物病院に着くと、タッチの差で老犬の患畜さんを迎えに来た(?)人の後、2人目の診療になりました。
この、老犬の飼い主さん、迎えに来ただけかと思ったら先生に、
「寝たきりでできた床ずれはどうすればいいのか」というような質問を延々と。
話し始めるときにこちらを見て「いいですか?」と言われたので、すぐ済むだろうと「はいどうぞ」と答えたのですが、
「寝たきりだったら床ずれはある程度仕方がない。なるべく体重がかからないように工夫して、なめたりしないように包帯を巻いたりしてください」という、まあ当たり前の先生の返事に、「でも…」が続き…。

いえ、老犬介護は大変だと思いますし、飼い主さんも必死なんでしょうけれど、ウチも必死なんです~(泣)。
「いいですよ」とは答えたのですが、まさか5分以上もかかるなんて(泣)。簡単に「いいですよ」なんて言うんじゃなかった、今からでも「ちょっと急いでるんです」と言おうか…と思ったころに名前を呼ばれました。

先生に状況をお話しし、巻きついている糸の端を見て先生も、
「う~ん、これはよくない感じですね…。保定してはさみで糸を切ることになりますが、いいですか?」
もちろんそうしてください今すぐに!的な返事をすると、
「じゃ、ちょっと待合室に戻ってお待ちください」。

…ど、どんな怖いことをするのだー(汗)と思っているうちに「どうぞ~」と。
先生の手には結び目のあるたこ糸。キャリーケージにはくるみちゃん。
「これが巻きついてたんですね。でも、出血もしていないようですし、これで大丈夫でしょう」。
「あの、それで昨夜からほとんど丸1日ぐらい食べていないんですが、衰弱なんかの心配はないんでしょうか」
「衰弱? …衰弱はしてませんよ」と先生が言ったところで、くるみちゃんが、
「ちゅん!」。
…ちゅん!じゃねーよっ! たしかにわたしから見ても、衰弱しているとは思えなかったのだけれど、小鳥は体が小さいから半日も絶飲絶食したら死ぬとか相当衰弱するとか見聞きするので、当然なにか起こっていると思っていたのですが、結局、帰宅してケージに入れたら、がつがつするでもなくいたってフツーにシードを食べてお水を飲み、普段の生活に戻ったのでした…。

まあ、冬であってもエアコンで20度ぐらいにはしてありましたが、放鳥中に自力で出られないところに落ちて衰弱させたとか餓死させたとかっていう話は、いったい何日放置したんだろう…と思います。
単にラッキーが重なっただけかもしれませんが、少なくともくるみちゃんは16時間以上飲まず食わずで衰弱しませんでした…。
まあ、これをアテにして、餌もやらずに長時間の外出をした結果については、わたしはなんの責任も負えませんが。

あ、世間に流布する「正しい文鳥の飼い方」と「自己責任」とで思い出しましたが、冬のヒジョーに寒い日、文鳥ズのアウターバードバスのお水をお湯にしたことがありました。
「水浴びの水をお湯にすると、尾脂腺から羽に広げた脂が落ちて体調を崩す」と聞くじゃないですか。尾脂腺から出る脂の融点ってどのへんなのかなー、体温よりは低いんだろうなあ、と思いつつ、台所の蛇口から出るお湯(わが家はオール電化なので45度に設定してあります)を水浴び用にアウターバードバスに入れてみました。冬ですから、湯気が立つような温度です。

アウターバードバスに入れた時点で何度か下がってはいるでしょうけれど、ニンゲンのお風呂ぐらいの温度ではありました。
わが家のメンバーは、脂ギッシュなのかなんなのか、水浴びをしてもほとんど羽が濡れた状態にならず、ぱたぱた羽ばたいて羽づくろいをしたら、水浴び前とまったく同じ状態になります。水浴び現場を見ていないときに「あ、お風呂入ったのね」とわかるのは、ぱたぱたと羽ばたいていたり、アウターバードバスの内側に盛大に水滴がついていたりするからです。
というわけで、お湯で羽につけている脂が落ちれば、それはそれなりにヤバいでしょうからすぐに暖かくして乾かしてやるつもりで、じっと様子を見ていました。

…結論としては、やつら、アウターバードバスに入っているのが、いつもの「お風呂の水」と違うことに気付いて、だーれも水浴び、もといお湯浴びをしませんでした!(笑)。
いつものように、
「わーい、お風呂だ~!」と、アウターバードバスの入り口にとまるものの、ほんのり流れてくる湿った温かい空気を警戒して、
「ままちゅん、なんかヘンなことしたでしょ?」
といわんばかりに止まり木に帰るのでした。

ひとりだけ粗忽者が「ぽしゃん!」とアウターバードバスの中に入ったのですが、そこから微動だにせず、
「なんだろう…いつもと違う…」という感じでしばらく固まったままでした。そして足を濡らしただけで帰っていきました…(笑)。
というわけで「ウチの文鳥は」というのが大前提で、一般化はできないと思いますが、お風呂ぐらいの温度のお湯だと水浴びはしないもののようです(笑)。根拠はありませんが、25度ぐらいのぬるま湯までなら尾脂腺から出る脂は落ちないような気がします。夏のひなた水ぐらいで体調が悪くなっていたら、野生の文鳥なんてやってられないんじゃないでしょうか。

長らく間が空いたと思ったらやたら長文で、やはりブログなんてものはこまめに書かねばいけないものなのね、と反省しております、しくしく。
でもやはり、体調がいまひとつだと入力画面に行くのが億劫になってしまうのです、お許しくださいまし…。

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2010年2月14日 (日)

ざくろさんとりらちゃん、結婚3周年です

バレンタインといえば、ざくろさんとりらちゃんの結婚記念日でもあります。偶然なんですけどね。

そのころのわが家はまだ「文鳥男子寮」で、漢どうしで歌い踊り、そしてバババ!を日がな繰り返していて、なんとなーく見ていてもの悲しかったのと、ざくろさん、くるみちゃん、チャイちゃんたちがもし死んだとき、そのコドモがいれば少しは辛さが薄らぐだろうか(今思えば、コドモったってクローンじゃないので、やっぱり辛いんでしょうけど…でも多少は慰めになるかなあ、どうかなあ、って感じです)、と思って、お嫁さん探しをしていました。

お嫁さんの条件で外せないのはまずシナモンであることでした。シナモンを固定した先人に敬意を払い、シナモンに生まれてきたからにはシナモンの子孫を残すべきであろう、と。
あとはまあ、手乗りであれば言うことなしなのですが「手乗りかつ女の子」というラッキーな話は、こんな田舎ではそうそう転がっているわけはないので、ほとんど諦めておりました。

が! たまたま東広島のOさまから「シナモンの女の子、いりませんか?」というお話があって、即座に飛びつきました。
受け渡しは、これまたたまたまOさまがわが家のある区にいらっしゃる用事があるとのことで、その日にいただくことになりました。忘れもしない、建国記念の日の振り替え休日、2月12日のことでした。

メールと電話とでしか知らない方と落ち合うなんて、出会い系じゃあるまいし、そりゃ緊張いたしました。緊張のあまり、かなりワケワカラン言動があったような気がしますが(汗)、まあ本題ではないので割愛します…。

そういうわけでわが家にやってきたシナモンの女の子は、ざくろのお嫁さんになることになりました。
た、たぶん、わが家の三人衆の中では、文鳥的にいちばん魅力がなさそうなのですが(ざくろさん、ごめん!(泣))、くるみちゃんとチャイちゃんは兄弟ですから、彼らのどちらかがお嫁さんをもらっても、その娘は姪にあたりますから、もう片方のお嫁さんにはなれない、という理由で、ざくろさんとペアリングすることになりました。

ざくろさんは、1月生まれで誕生石の「ガーネット=ざくろ石」が名前の由来なのですが、2月にやってきたその女の子は、アメシスト→紫→りらちゃん、という名前になりました。

13日に獣医さんのところで検診を受け、寄生虫その他の問題がないことがわかったので、14日にオトコ連中の放鳥に加えてみました。

あれだけ毎日、歌い踊り、いかにも欲求不満そのもののように見えた彼らですが、どうやらあれはたんなる遊びだったようで、生まれて初めて見る女の子だからか、ただ新参者だからか、とにかく、
「あれ誰? どこから来たの?」
とばかりに遠巻きに見ているだけです。
もちろん、りらちゃんは知らない場所で突然放鳥されて「???」状態。

りらちゃんはひとりぽつねんと、普段なら漢どうしのお歌と踊りのステージになっている椅子の背もたれにとまっていて、漢連中はケージのあるラックの上に固まっていました。

そこにばびゅーん!と飛んでいって、りらちゃんの隣に陣取ったのが、こともあろうにざくろさんだったのです。
それまで、ざくろさんは、漢どうしの歌と踊りのあとは乗っかられる一方で、まあ言うたら順位としては最下位だったので、どこからそんな勇気が出たのか、今となってはミラクルとしか思えません(笑)。

そして、いつもチャイちゃんやくるみちゃんとしているように、横でぴょんぴょん踊りながら歌い、最後にりらちゃんに乗っかってバババ!としたのでした…。
これまで、なにをやってもマニュアル通りに行かない謎の文鳥と言われていたざくろさんが、まるでペアリングのお手本のような行動を取ったことに驚くやら感動するやら。
ま、ざくろさんにしてみれば、
「新参者だから、ざくろでも勝てるかと思ったんですよね。歌っても踊っても反応がないから、ノリが悪いなーと思いながら、とくに反撃もしてこないからバババってしちゃいましたよ」
という感じだったのかもしれません。なにしろやつらは生まれてこのかた「女の子」という存在を知らなかったのですから。

そして、いたってフツーの女の子文鳥である「りらちゃん」は、
「あなたがわたしの王子さまだったのね!」
と思ったのか、ざくろさんが行くとこ行くとこ、飛んでついてまわります。
ざくろにしてみれば、単なるレクレーションのはずだったのに、新顔がずっと後をつけてくるのが気色悪かったらしく、
「なんなんですか、このひと? ストーカーですか?(汗)。まさか、今ごろになって反撃に来たんですか?(泣)」
と逃げ回ります。逃げるだけならともかく、ぎゃるると威嚇したりつついたり。…ああ、やっぱりきみはフツーの文鳥じゃなかったのね(泣)。
当然りらちゃんは「え? わたしたち両思いなのよね? どうしてそんなことするの?」と困惑しつつも追い続けます。

この放鳥で、もしかするとりらちゃんが、くるみちゃんやチャイちゃんとペアになってしまう可能性もあったのですが、もしざくろ以外のコがタイプだったら、それはそれで仕方がないなと思っていたのですが、うまいことままちゅんの思惑通りにコトが進んで(? 一応)ラッキーでした。

そういうわけで、りらちゃんがほかの漢どもに目移りする前に…と、ざくろさんとりらちゃんだけを2階に隔離することにしたのでした。まだケージは別々でしたが…。

これが3年前のバレンタインデーのお話なのですが、実はこれでめでたしめでたし、というわけではなく、ここからが大変だったのでした。
先はまだ長いのですが、今日のところは一応ここまでで。
たぶん、近いうちに続きます…。

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2010年2月 6日 (土)

寒いですっ!

「書きたいときに書く」というのが一応のスタンスなのですが、どうも最近ブログの神さまが降りていらっしゃらなかったようで…すみません(汗)。

喪中&寒中お見舞いハガキのお返事をくださったみなさま、お年賀メールのお詫びをくださった方、近況メールをくださった方、ありがとうございました。レスポンスが激しく悪かったのは…寒かったからです(泣)。

ブログの神さまの代わりに、洋裁の神さまが降りていらしたようで、毎日のように裁断してはミシン…の繰り返しでした。とにかく防寒のためのタートルネックほか、ニットのシャツやスパッツ改めレギンスを作りまくっておりました。すみません、文鳥グッズではなかったのです…。

が! 一応、文鳥グッズ(と小鳥ちゃんグッズ)の構想もあるにはあるので、寒さしのぎの服作りをしなくてよくなったらとりかかろうと思っております…。あんまり期待しないでお待ちください(汗)。

そして、術後3ヶ月が過ぎました。
筋力と総合的な体力はまだまだ元通りとは行きませんが、腹帯(この場合「ふくたい」と読みます)も取れ、ちょっとぐらい傷口に触れても痛くなくなりました。傷が冷えるとてきめん痛むので要注意ですが。

文鳥さんたちは相変わらずです。お正月にざくろさんは生後4年を迎え、ひなひなーずはもう2歳(!)、そしてバレンタインデーにはざくろさんとりらちゃんの結婚3周年!でございます。
変わったことといえば、ちびざくことアレックスが換羽中で、いつもの優等生ではなくなっております。でも、ベル付きぶらんこにギャルギャル八つ当たりする程度なのがまた彼らしいところです(笑)。

立ち続けているのもしんどいし、しゃがんだり立ったりを繰り返すのもまたしんどいし…というわけで、放鳥しても、餌やお水の交換やケージの掃除で体力が尽き、遊んでやる時間があまり取れないことに罪悪感を感じつつ、もうしばらくは辛抱してもらおうと思っています。

そういえば、入院する以前は「ケージの掃除」というと金属の網部分とプラスチックの土台部分とを外して、プラスチック部分を丸洗いしていたのですが、退院してから、普段はプラスチックの引き出し部分だけをきれいにするようになりました。
わざわざ引き出しのようになっているのですから当たり前といえば当たり前ですが、すっごくラクですね…(笑)。
まあ、プラ部分全体を外して洗っていたのは、アウターバードバスからこぼれた水が、土台のプラスチックパーツのくぼみに溜まるせいだったのですが、これは細く切ったパルプのスポンジで水気を吸ってから全体をざっと拭けば解決する…と思うようにしました。

アウターバードバスとバナナ型水入れの掃除は、アクリルの毛糸で指サックのようなものを編んで、それでこすり洗いしています。衛生的には塩素系漂白剤のほうが確実なのでしょうけれど、ちょっとでもラクをしたいままちゅんの怠慢です…(泣)。

そんなこんなで、放鳥していても写真を撮る余裕がなく、ブログの更新も滞りまくっておりました。すみません(泣)。

1ヶ月近く前の写真ですが、ちらりとご紹介を。
ケージ上、手前がフィビちゃん、奥がざくろさんで、ケージの中のつぼ巣にいるのがくるみちゃん、止まり木にいるのがあこやちゃんです。

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くるみちゃんとあこやちゃん、卵が気になってどちらも放鳥に参加しませんでした。
というわけで(?)、あこやちゃんの姉のフィビちゃんと、父親のざくろさんがお宅訪問。
すっっっっごく邪魔そうです…。
人生相談コーナーに、
「義父と義姉(妻の姉)が毎日のように訪問してきて迷惑です…」
とか、くるみちゃんが投稿しないか心配です(笑)。

次は…見た目で文鳥の♂♀を判別するのは非常に難しい、という例を(笑)。
足環があるので、知っている人はそこを見れば一目瞭然ですが、知らなければ単なるコピペかと思うようなそっくりさ加減です。ま、1日違いで生まれた兄妹なんで、似ていて当然といえば当然ですが…。

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ちょっとブレぼけていますが、もう1枚どうぞ。


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でも、この前後には足環が見えない角度の写真があるのですが、足環なしでもままちゅんには見分けがつきます…って、当たり前ですかね(笑)。
しかし、またこのシーズンも夫婦ものはこぞって産卵&抱卵しているのですが、ひとつも孵化しませんねえ。ままちゅん孝行なことです(汗)。

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2009年12月 3日 (木)

ご、ご、ご無沙汰しておりました(汗)

…またご無沙汰してしまいました(汗)。
でもでも! 今回のご無沙汰には理由があるのです。

普段から、一病息災をモットーに、調子悪い調子悪いとうめきつつ日常生活を送っていたわたくしですが、10月末から入院して全身麻酔で開腹手術なぞ受けておりましたよ…。
抜鈎も終わって退院して、すでに術後1ヶ月になろうとしているのですが、これだけ大きな傷があるとそれだけで疲れるものなんですね。文鳥サイズの小鳥の開腹手術なんて「これしか助かる方法はありません」とか言われても絶対できないと実感しました。

体調があまりに悪かったので病院に行ったのですが、その場で「手術です。今から入院してください」とさっくり言われ、そういうこともあろうかとある程度の荷物は持っていたのですが、やはりこういう急なことがあると、
「ちょっと待て、ちゅちゅたちの世話は?!」
というのが最初に頭に浮かびました。

結果的には、夫が餌とお水の交換をしてくれたので(感謝!)、みなさん無事にままちゅんの退院を待ってくれていたのですが、放鳥もなしで手乗り崩れになってしまうのではないかと気が気ではありませんでした。

…実際には、文鳥さんたちは久しぶりに帰宅したままちゅんを見て、昼間っから幽霊でも見たような顔で驚いておりました(汗)。
とくにざくろさん! くるみちゃん! チャイちゃん!のお三方におかれましては、本気でままちゅんが死んだと思っていたような気まずそうな顔をしていて、まったく困ったものでした。
それに対して、わたしの帰宅を一番喜んでくれたのが、意外や意外「あこやちゃん」で、顔を見るなり止まり木にくちばしをカシカシすりつけて猛アピール。
…わたし、ずっとあこやちゃんにはイマイチ好かれてないのかなぁと思っていたのですが、なんだ、あなたはそんなにままちゅんのことが好きだったのか! とたいそう驚いたものでした。

そして、夫から話だけは聞いていたのですが、りらちゃんの白内障が進行していて、目の白い部分がはっきり見えるようになり、普段見慣れない夫が餌を換えようとしてもまったくバタつくこともなかったそうで、どうやらまったく見えていなさそうな様子…。

しかし、住み慣れたケージでの生活は、目が見えなくてもあまり支障がないようで、蓋付き餌入れから餌も食べればアウターバードバスで水浴びもしています。
移動するときに、ちょっとでも戸惑っていると、すかさずざくろさんがやってきて「ちゅ、ちゅ」とりらちゃんを呼び、高さや位置を教えてあげているのです…。ざくろさん、ままちゅんはあなたを「ただ可愛いだけのボンクラ文鳥」だとばかり思っていたけれど(ちょっと嘘)、とんだ思い違いをしていたようです、すみません…(泣)。

いくらわたしが暇人でも、夜明けから寝るまでりらちゃんにつきっきりにはなれませんし、わたしがりらちゃんに「斜め上に止まり木があるから、そこに飛び移って」とか言ってもたぶん通じませんし、ほんと、ざくろさんの介護文鳥っぷりには感謝しております。
ざくろさんは相変わらずの「りらちゃん好き好き」で、たまに横で歌ったり踊ったりして、りらちゃんにも聞こえていると思うのですが、りらちゃんは「ふ~ん」という感じでほとんど反応がありません。
まあ、この状態でひなひなとか孵されたら大変なので、りらちゃんが興味がないのは幸いなのですが、ざくろさんがちょっと不憫に見えます。
お歌と踊りを無視されても、ざくろさんの「介護文鳥」っぷりには変化がないので、これは繁殖欲を超えた「情」でやっているのかなあ…と思ったりもしています。

さて、1ヶ月以上熟成させてしまいましたが、里親さまからいただいたお写真のご披露です。

まずは東京のTさまから、ミャイくんのお写真。

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寒くなり、手の中が恋しい季節なのですねえ。ミャイくんをお渡ししたのは生後2ヶ月を過ぎていたのですが、こんなに手の中でぬくぬく幸せそうにしているとはありがたいことでございます。

そしてこちらは東広島のTさまがくださった、せりちゃんのお写真です。

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もう大変なパパっ子で、遊び疲れるとすぐにパパのところに行って眠ってしまうそうです。そんな「パパ」ことTさまのご主人は、以前飼っていらした白文鳥さんのペットロスで、せりちゃんを里子にもらうことに猛反対していらしたそうなのですが、最近は「そんなこと言ったっけ?」としらばっくれていらっしゃるとか(笑)。
せりちゃん、中学生と高校生のお兄ちゃんたちには本気でケンカを売りに行くそうで「文鳥の皮をかぶった三男」というポジションを確立しているとのこと。

最後に悲しいニュースです。
箕面のSさまのお宅に里子に行った「まりちゃん」が、11月21日に他界してしまったとお知らせをいただきました。
前日から産卵を始めて、その日の朝にふたつめの卵を産んだあと、しんどそうにしていたので水分補給をして、プラケースを用意したりしている間に亡くなっていたそうです。
おそらく、低カルシウム血症だったのでしょうけれど、放鳥時は別のケージの白文鳥の男の子のボレー粉までバリバリ食べていたそうですし、飼い主としてできることはすべてなさっていらしたので、ままちゅんとしては、とてもとても責めるような気持ちにはなれません。これまで可愛がってくださっていたことを感謝するばかりでございます。
わが家の文鳥ともども、まりちゃんのご冥福を心からお祈りいたします。

わが家の女の子文鳥たち(りらちゃんと、その娘のフィビちゃん、あこやちゃん)は、産卵でトラブルのかけらも見せたことがないので、これは遺伝的に安産家系なのかしら?と思ったりしていたのですが、そういうわけでもないのですね。
女の子文鳥さんの飼い主さんが、なんとか無事に産卵シーズンを終えることを願っております…。

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2009年10月13日 (火)

パイドとかペアリングとか…

毎度のことなので今更ではございますが、ご無沙汰しております。

白内障らしいりらちゃんへのお見舞いもありがとうございます。

慣れたレイアウトのケージであれば、止まり木から止まり木への移動にやや時間がかかるものの、それ以外はいたって普通に、餌も食べれば水浴びもしております。
ただ、進行が早かったのか、見えない状態にまだあまり慣れていないようで、焦点をうまく合わせられずに止まり木に止まりそこなうことがたまーにあります。

「ぽとっ」とりらちゃんが敷き紙の上に落ちる音がすると、それまでピーヒャラ言っていた文鳥ズ全員(不思議なことに、りらちゃんが直接見えない場所にケージがあるコたちまで)が、ぴたりと静かになるのが不思議です。

それから、りらちゃんの夫のざくろさんはもう、これでもかというほどの献身っぷりで、餌を食べるときも真横にいて、はっきり言ってりらちゃん邪魔そうです(笑)。

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…ケージの外で遊んでいるときならともかく、ケージの中にいるときにカメラを向けると、警戒しまくって大変です。でもまありらちゃんも、皆の「ゲゲゲッ」という警戒の声を聞いて「なにごと?!」とつぼ巣から出てくる程度には元気です(汗)。

そろそろ世間では繁殖期のようですが、個人的なペアリングの体験をお話ししてみたいと思います。

まず、わが家では「ままちゅんが触ると♀も♂になる」と言われるほどの男子率ですので、ペアリングの基本は「お嫁さんを連れてくる」ということになります。
お嫁さんは、できれば手乗りのほうがお世話がラクだと思っているのですが(ちなみに「手乗りは繁殖下手」というのが嘘…というと語弊があるのなら「誤解」であるのは、わが家のひなひなーずをご存じならばよくお分かりいただけると思います)、みなさまご存じの通り、文鳥の♂♀の判別は(とくに「♀である」と確定するのは)、生後半年程度までかかるでしょう。
♂は、グゼればほぼ間違いなく確定できるのですが(それでもわたくし、過去、一度だけ間違えたことがありますが(泣)。ああ、茶空ちゃん、あなたが女の子だなんて…(泣))、女の子と確実に言えるのは産卵するまでわかりません。
わが家では、ひなひなーずはわたしが日中のほとんどの時間を過ごす部屋の続き間にいるので、グゼりを聞き逃すことはまずありません。生後52日あたりからグゼることが多いのですが、余裕を見て「生後2ヶ月までにグゼらなかったら女の子」と判断することにしています。グゼっていないのをグゼったと思い込んだ一例を除き(泣)、里子に出したコの♂♀判別は今のところ「生後2ヶ月でグゼっているかどうか」でほぼ間違いないようです、わが家の場合。
まあ、一般のまっとうなご家庭では、日がな雛がグゼるかどうか聞き耳を立てるようなヒマな人はいらっしゃらないと思うので(汗)、2ヶ月よりも時間がかかるのではないかと思います。ちなみに、一番最近里子に出したせりちゃんは、生後46日でグゼったので、例外的に早かったといえます。

…前振りが長くなりましたが、ひなひなを「たぶん女の子」と言えるのは、普通ならば生後半年ぐらい経ってからではないかと思います。執拗に観察したうえで「た、たぶん…」と言える程度なら生後2ヶ月ぐらいでしょうか。
もし間違えて、里子に行った先でグゼったとしても、ある程度の期間可愛がっていただいたら「男の子だからいらない」とはなかなか言い辛いのではないかと思います。
(わが家からお出しする里子で、女の子指定なのに男の子だった場合は、可能なかぎり女の子に交換したいとは思っておりますので、そういう場合はおっしゃってくださいませ)

というわけで「手乗りの女の子」となると、生後半年まで手乗り崩れにせず可愛がっていただいているコ、ということになり、なかなか手放し辛い状況であることは想像に難くありません。

逆にこれが「婿取り」となれば、生後2ヶ月ほどでグゼるコはグゼるので「ひとり餌になってからお渡し」という条件を呑んでくださる方ならば「男の子希望」も交渉しだいで受け入れてくださる可能性は大だと思います。

ざくろさんの美貌の奥さん「りらちゃん」は、本当に偶然に、元親さまのご好意で成鳥になってからお譲りいただいたのですが、まあこういうラッキーはなかなかないだろうと思っております。

わが家では…当面、これ以上文鳥を増やすつもりはないのですが、「ちびざく」と「しろちゃん」という独身男子が2名おりますので、いつかはお嫁さん探しをすることになると思います。
幸いにして、わが家の文鳥ズと血縁のあるシナモン文鳥飼いの知り合い(ひらたく言うと里親さま(笑))もたくさんできましたし、お婿さん探しをしている方がいらしたら、里親募集なさっているところからいただくか、ショップから購入するかして雛を1羽入手し、女の子ならわが家のお嫁さんに、男の子ならお婿さん募集中の方に…とすればいいんじゃないかなあ、という野望もございます(笑)。

なんだか今日は、ペアリングの前段階の「嫁探し・婿探し」だけで話が終わってしまいそうです…す、すみません。
実は、わが家はペアリングにそんなに苦労した経験がないのです(汗)。
最初の「ざくろさん&りらちゃん」のときだけは、飼育本などで「文鳥はペアリング相手のえり好みが激しい」などと書いてあるので「こりゃ大変だ」と思っていたので、ずいぶん神経質にあれこれ思い悩んだのですが、結局、ままちゅんの知らぬ間に「早朝バババ!」などいたしていて「今までの苦労はなんだったんだ…」という感じでしたし…。でも、初対面から「ペア」と言えるようになるまでに2ヶ月以上かかりました。

「チャイちゃん&フィビちゃんペア」は、チャイちゃんのケージにいきなりフィビちゃんを突っ込んでそのまま同居になりましたし、「くるみちゃん&あこやちゃんペア」は1週間ほど別々のケージを隣り合わせにして、ほかのメンバーに邪魔されないよう2羽だけ隔離したのちに同居…という感じでした。
でも、ざくろさんとりらちゃんとのペアリングは「さすがざくろさん!(泣)」と思うようなワケワカラン行動がてんこ盛りで面白かったので、えー…いつかネタにいたします。

さて、里子に行って一羽飼い溺愛生活を満喫している「せりちゃん」のお写真をいただきましたのでご披露いたします。

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一緒に暮らしている夫婦は顔つきが似てくる、とよく聞きますが、くるみちゃんとあこやちゃんも最近、妙に顔と雰囲気が似てきて驚いているのですが、まあ美形には違いありません。こうやって見ると、やはりくるみちゃんにもあこやちゃんにも似た美形…強いていえば、あこやちゃん風味が強めのようにも見えます。

ご一家で溺愛されて、ワガママで自己主張の強い、文鳥らしいコに育っているようですが、ケージから出すと「握って握って!」の催促が激しく、運動不足が心配されるほどだそうです(笑)。でも、ニンゲンさまが忙しいときには、よいこにひとり遊びをしている聞き分けのよさもある、非常に賢いコでもあるそうです。

目の横の白い筋が「エイトマン」を思わせてカッコいい!とは、里親さまのTさまの弁。
「世代がバレますね…」と心配していらっしゃいましたが、♪はーしーれーエイトマーン、ですよね?(笑)。わたしが見ていたのは再放送なのでしょうか(汗)。

雛トヤでほっぺが真っ白にならないのは、叔父のチャイちゃんもそうでしたし、姉の茶空ちゃんも(参照画像)そうでしたから、くるみちゃんとチャイちゃんにそういう血統があるのでしょうね。
せりちゃんは頭にも白い部分があって「桜のごましおはよく見ますが、ごましおシナモンっているのですか?」と聞かれたのですが…います。
最近発売された誠文堂新光社の『文鳥の救急箱 100問100答』(版元にリンクされています。アフィリではありません(笑))の6ページに「シナモンパイド」として紹介されている写真は、尾羽だけが茶色であとはクリーム文鳥よりも淡いベージュ、ほとんど白に見えます。こうなると逆に斑がないので「pied=まだらの」の例としてはあまり適当でないように思えますが…。

わが家でパイド(白ぶち)があるといえば、まずりらちゃんが挙げられます。わが家に来てしばらくの時期に撮った写真ですが…。

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わかりにくい写真ですが、これがいちばんマシだったのです(泣)。
頭に白いぶちがあるのがおわかりでしょうか。

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カメラを怖がるのを無理やり撮ってみたのですが(よいこは真似しないでね(泣))、目の上あたりが白いですね。ざくろさんと比べると、茶色の濃さがぜーんぜん違います。
ざくろさんはくちばしの下の部分も頭と同じこげ茶色なのです。この部分の白い差し毛もパイドですが、一般的にはざくろさんのようなのは「シナモンパイド」とは呼びません(笑)。厳密に言えばシナモンパイドには違いないのですが。

そしてチャイちゃん。これもいい写真がないのですが…。

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目尻、目とくちばしの間、そして目の上に白いぶちがあります。
目の上のぶちは、まるで「麻呂眉」のようで非常にカワイイです(笑)。

…秋も深まり、チャイちゃん&フィビちゃん、くるみちゃん&あこやちゃんのいちゃいちゃぶりが激しくなってまいりました。今シーズンのひなひながどうなるのか…それは神のみぞ知る、ということで、また里親さま募集をすることになった折には、どうかよろしくお願いいたします~(ぺこり)。

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2009年9月15日 (火)

りらちゃん不調なれども…

わが家からお出しした里子のひなひなーずにとっては、母または祖母にあたる、ざくろさんの美貌の奥さんの「りらちゃん」の調子が悪いので、なんとなく気分が憂鬱です。

異変に気付いたのは1ヶ月以上前、8月上旬のことでした。
まず、片目をつぶっていることが多くなったのと、ケージに3本つけている止まり木の、中段から下段に降りようとしてから降りるまでにやけに時間がかかることに気付きました。

とはいえ、りらちゃんはオトナになってからわが家に来たお嫁さんなので、もともとわが家産のコたちほど「ピキピキ元気満タン!」という感じではなく、マレーネ・ディートリッヒかグレタ・ガルボか、はたまた戦前の華族のご令嬢か…という雰囲気の、おっとりなよなよした、いかにも女性らしい文鳥さんでした。

それでも、ガサツな夫のざくろさんに多少影響を受けたのか、わが家で暮らすうちに、最初のころと比べれば、若干機敏な動きも見せるようになっていましたし、5羽、4羽、7羽と3回の育雛を経て、やや「肝っ玉かあちゃん」な部分も出てきていました。

片目をつぶっているのに気付いた日は、たまたま煮干を切らしていたので代わりに花かつおを指で細かくして餌箱に入れていたので、それが目にでも入ったのだろうか?と思っていたのですが、結局、今日に至るまでそのままです。

たまに両目を開けていることがあるので、白内障を疑って、眼球を観察してみるのですが、少なくとも素人目に分かるような状態ではありませんでした。
りらちゃんは、わが家の中でもっとも色素の薄いシナモンで、ざくろさんの目がガーネットなら、りらちゃんはルビー(ピジョン・ブラッドなどではなく、庶民がまあまあ頑張れば買える程度の(笑))ぐらいの色の濃さで、果たして白内障を見つけやすいのか見つけにくいのかもよくわかりません。

「赤目のコは紫外線で白内障になりやすい」という話も聞きますし、わたし自身が紫外線アレルギー持ちで、夫が花粉症であることもあいまって、わが家の文鳥ズはわざわざ「窓を開けて日光浴」ということをする習慣がありません。家自体は24時間自動換気システムが働いているので、換気のために窓を開けることがないのです。

というわけで、過度に紫外線に当たったことで白内障になる可能性は低いと思われるのですが、いずれにせよ、右目をつぶっていることが多い状態は相変わらずです。

止まり木の上下移動に時間がかかるのも、もともと「運動神経抜群!」タイプではなく、「上に行きたいんだけど…」と少々悩んでから移動するのが常でしたから、病的なものかどうか見極めるのは難しいですが、今となってはやはり片目が見え辛いのではないかと思います。

放鳥すると、やはり勝手が違うようで、着地点をどこにするつもりなの?と思えるようなコースを飛んだりしています。

異変に気付いた8月上旬には、ざくろさん&りらちゃん夫婦は産卵&抱卵を始めていて、最初は産卵で体力が落ちているので不調に見えるのかと思っていたのですが、卵が孵らないままになっていてもそのまま回復する気配がありません。
抱卵することによって、餌を取れなくなって衰弱するかも…という心配は、夫であるざくろさんが「抱卵マニア」で、すきあらばりらちゃんにつぼ巣から出ていってもらって抱卵したい!というタイプなので、あまり考えていませんでした。

実際、ふと見ると餌箱に頭を突っ込んでシードを食べていたり、アウターバードバスで水浴びをして羽づくろいをしていたり、ケージの中での生活は…たまにケージの側面にしがみついて、止まり木に止まれずにいることがある程度で(それでも数分も経てば、どこかの止まり木に落ち着くことになっています)、さて、どうしたものやらと思っています。

そして、昨日あたりからついに抱卵も諦めたようで(去年から同じつぼ巣を入れたままだったのです。また底がスカスカになっていて、抱卵しても片面は外気にさらされているような状態なので、孵化することは考えていませんでしたし、実際、孵化しませんでした)、夫婦2羽とも止まり木で寝るようになったので、つぼ巣ごと撤去してしまおうかどうしようか、というのが今のところの悩みです。

つぼ巣を撤去すると「テキトーに飛びついても大丈夫な場所」がなくなってしまって、りらちゃんとしては大変なレイアウトの変更と同じ程度のダメージがありそうな気がするのです。
が、そろそろ衛生的に卵も撤去しなければいけませんし…単純に全部疑卵に換えてしまえばいいだけなのか…。

白内障であった場合や、それ以外のなにか機能的な問題があるとしたら、かかりつけの「動物病院」では少々心もとないですが、新幹線を使って、岡山or博多の小鳥の専門病院に行くのもストレスになりはしないか…とも思うのです。
とくに白内障だった場合、進行を遅らせるだけで完治するわけでもないのに、保定して目薬を毎日差し続けるのも、りらちゃんにとっては苦痛でしかないでしょうし…。

「小鳥専門病院」というのがどのようなところか、非常に興味もあるし、またりらちゃんがおっとりしながらも元気になってくれるのならば、岡山だろうが博多だろうが、どこへでも連れて行くでしょうけれど、連れていってストレスを与えるだけだったら…と思うと、ちょっと二の足を踏んでしまうのです。

…と、ここでやっと前回の話につながるのですが…。
わたしの実家の父が胃がんになりました。父方は明らかにがん家系だったので、胃がんなどというシンプルで分かりやすく、全摘しても生きていけるような場所だったことに肩透かしをくらったぐらいなのですが(笑)、なかなか胃がんだと分からなかったことに少々驚いています。

最初は、脳梗塞の自覚症状があったので、近所の総合病院の救急外来に徒歩で行った父なのですが、検査入院でCTだのMRIだのを含めていろいろ調べた結果、梗塞そのものは後遺症が出るような場所ではなかったものの、血液検査の結果でかなりの貧血と、白血球が多いことがわかりました。
入院しつつ対症療法で鉄剤を飲んでいたのですが、これが体質に合わないということで、とりあえず脳梗塞の検査が終わったところで通院治療に切り替え、毎日輸血をしていました。

白血球の値が高いということは、なにか原因があるはずだと素人のわたしですら思うのですが、父の周囲の医師複数もおかしいと思ったらしく、方々から手を回して再検査し、内視鏡検査でやっと胃がんが見つかった…ということだったのです。

最初の検査入院のとき、MRIやCTを撮って「最近の機械は精度が高いので、がんがあれば見てわかります」との説明を母が受けていたらしいのですが…やっぱ見落としてたんじゃーん、という感じですね。

というわけで、一番研究が進んでいるはずの「ニンゲンさまの医学」ですらこのレベルなら、サンプル数も研究者も少ない小鳥さん、しかもフィンチ類を「専門医」といえども、移動のストレスを与えてまで診察を受けさせるメリットがどのぐらいあるのかなぁ…と思ったりしているのです。

あ、この話は「父親を診た医師や病院がヤブだ」という結論の話ではありません。
なにしろ、父親自身が医師免許を取ってもうすぐ60年になりなんとする現役の医師で、おそらく検査の生データにも目を通しているでしょうから、CTだのMRIだのでは本当に分からなかったのでしょう。
父は開業する前は、地元国立大学医学部教授で、60年代にはシカゴ大学で講師待遇の研究員をしていた程度には能力のある医師(というより研究者ですが)のようなので、周りの先生方も後輩だったり弟子だったり孫弟子だったり…というわけで、みなさんミスのないように最善を尽くされたと思うのですが、それでもこの結果だと思うと…科学技術の進歩って、あんまり過信はできないのだなあ…と改めて感じたのでした。

なんか暗い話題ですみません(汗)。お盆前後には「手術もできないぐらい体力が落ちてる。喪服の用意をしたほうがいいかも」とまで言われていたのですが、結局手術して退院してきたようで、落ち着かないなりに日々を過ごしております(というわけで、お見舞いのコメントなどお気遣いさいませんよう)。

りらちゃんも、もう少し落ち着いたらかかりつけの動物病院に行くだけ行ってみようかなあ…。

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